本当の幸せ
でも「本当の幸せ」って何だろう?宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の一節。
賢治は短い生涯を本当の幸せを求めて歩んだのだろう。最愛の妹を若くして喪くし自分も病気に苦しんだなかで本当の幸せを求めて。一般的に人は健康、財産、地位、名声、家族円満、評判が良い、などなどを幸せと言う。ではそれらの状況にない人は幸せになれないのだろうか?それらのものは自分の努力などではどうにもならないことも多い。では生まれた環境等に恵まれていなければ幸せになれないのだろうか?賢治はどちらかと言えば財産、地位等、それらに恵まれている家に生まれた。しかしそれに背を向けて自分の本当の幸せを求めた。
イエスは言われる。「その水を飲むものはまた渇く」と。一般的に人が幸せと思われるものの多くはそこで満足することが無い、手に入れてしまうともっと、あるいはもっと別のものをと求める。
では「本当の幸せ」とは何だろう目に見える状況、環境などに左右されない、健康、病気、などに左右されない永続的な「本当の幸せ」って?
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