ある日の雑記帳から(2)
蝶々さん:最後の武士の娘
昨夜(2020、8、1)Eテレで蝶々さん、最後の武士の娘、と言うドラマを見ました。引き込まれて最後まで(11:30)見てしまいました。武士の切腹は敗北ではなく「美しく生きた証」と最後のナレーションにありました。主人公の蝶々さんはそのように生きてそして21歳で自害した武士の娘でした。この言葉と蝶々さんの生き様を考えさせられて、目が冴えてしばらく眠れませんでした。おかげで今朝は寝不足です。
私はこの世にあって「美しく生きている」のだろうか?又、今の世にあって「美しく生きる」とはどの様な生き方なのか?。考えさせられます。又、現代に生きる人が「美しく生きる」などと言うことを考えているのだろうか?「楽しく生きる」と言うことはいつも望んでいるだろうが…。
信じるものに殉死する。命より大事なものは自分の信じる信念。自分の命を大事にし、ただこの世で長生きするより、自分を捨て、信じるもののために生き、信じるものの為に死ぬ、信じる生き方が出来なければ死ぬ。信じる掟を守り通す。命を捨てて!歴史上の偉人と言われる人は皆、この信念を持っていたように思う。これがこの人間という動物に与えれれた、この世で生きるただ一つの気高い生き方なのではないか。コヘレトも最後に言っている。「すべてに耳を傾けて得た結論。神を畏れ、その戒めをまもれ」これこ人間のすべて。と。それ以外のものは突き詰めればみな「空」であると。
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