趣味(1)山ーその3
とそんな訳でただ1人気心知れた友人も山から遠ざかり以後また単独行が続きました。沢山の山を登りましたがここでは一々書き切れませんので割愛します。その後私も結婚、仕事もだんだん中堅の部類に入り忙しく、仕事の一部とも言えますがゴルフも覚え、付き合いゴルフもあり山からも少し遠ざかりました。50代始めこの山奥に庵を構えたGWに娘が友達を連れて遊びにきて、3人で家の前の山に登りました。海抜は1,680m強ですが北、南、中央、八ヶ岳と見え良い山です。下山して庭でBQ、丁度タラの芽の時期であり女房に天ぷらにしてもらい🍺、これがすっかり気に入ったようで、それまで山など見向きもしなかった娘が山に登るようになりました。2人で北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、中央アルプスなど登りました。それまで家にいてもほとんど会話もしない父と娘でしたが、これらの山行を通じて少しは語り合えたかな?山が良いきっかけになりました。その娘も4年程前に結婚し一児の母となり山は休憩、私は元の単独行に戻りましたが歳も歳、最近は近隣の2000m強位までの山に時々登ります。娘と再開した山の時期は第2次登山ブームと言うのか、とにかくおばさん(失礼)が多い、また若い女性もファッショナブル、山小屋も綺麗になり、北アルプスの小屋に泊まった時など小屋の前の庭は銀座のビヤガーデンかと思うほどでした。それからみんな口数が多い!若かりし頃の山とはかなり異なる登山姿勢に、もう著名な山には登ることも嫌になっているのも事実です。新緑の頃、紅葉の頃のんびりと1人山に登りコーヒーを飲む、あたりにコーヒーの香りが漂う、そして下山1人充実した気持ちになり、ああ「今日1日王であることができた。」と喜びを噛みしめる。そんな山登りです。これで山ーその3を終わります。次回もう一回山の続きで、山に対する内面のこと精神面について書いて終わりにしたいと思います。
今日は天気も一日中ぐずついたはっきりしない日でしたので、いつもの日帰り温泉に1人浸かり、帰って来てこのブログを書きました。多くの恵みに感謝を捧げます。
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