人間と言う生きものは……!
とうとうロシアがウクライナへ軍事侵攻した。これだけ情報が公開されている時代。テレビで一般の人々も映像として見ている。言うならば世界の人々が見ているこの時代に、その中で堂々と自分を正当化して侵攻、つまり戦争が行われるところを目にしている。そう言えば湾岸戦争の時もそうだった。それに対して力を持たないものはどんなに叫んでも、どうにも出来ず力の前に屈服して行く。恐らく世界中の人がロシアの侵攻を認めることはできないのだろう。でもそんなものに関係なくプーチンは征服する。それに対して何も出来ず遠吠えを繰り返す。いずれも人の思考というものはそれぞれ勝手に形作られていくが世界の多くの人はロシアの侵攻をとんでもないと思っていると思うが、ロシアの侵攻をもっともだと思う人もいるのだろう。それが高じてこんなことが起こる。全て突き詰めれば人間の欲から始まっているのだろうと思う時、人間と言う生き物は、神にも悪魔にもなる、特に悪魔になる。たかが100年、一瞬の間この世にいて、死ねば忘れられる存在、それなのに生きている間に自分の思いを何とでも実現しようとする。特に力を持つ者は高慢になり易く、しかも力を持つので実現の可能性も高い、反対者は潰す。しかもその思いが長い目で見て正しいか間違っているかさえ分かっていないのに。いやだ、いやだ!人間のこのサタン的側面を見る時、生い先短い自分は悲しい気持ちでいっぱいになる。神様は言った。全ての被造物は皆神の栄光を表しているが、ただ人間だけが知識の木の実を食べた時から自分勝手に生き始めたと。そして見るに見かねて一度はノア一家以外の人間をこの地球上から水によって滅ぼしたが、その後はその選択は止めている。そしてますます人は神に背を向け、内なるサタンに従う。いったいどこへ行くのやら……。
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