とまれ!おまえは美しい!(ファウスト:ゲーテ)
世界は光に満ちている!
白内障の手術を受けて約一週間が過ぎました。雪が降ったり、雨が降ったり、風が強かったりで、この間、あまりウオーキングにも行けませんでした。また術後5日くらいは静かにしているようにも言われてました。今日は晴れ上がり比較的風も穏やかでしたので久しぶりにチョット長めの散歩に出かけました。
世界は光に満ち、輝いていました。そう、大袈裟に言えば、ああ、世界はこんなにも美しいのだ!という感じ。思わずゲーテ、ファウストの一節「とまれ、おまえは美しい!」と言う言葉が脳裏を横切ります。畑の野菜も、周りの木々も、遠くの木々も、そして葉を落とした紅葉樹の細い枝も、みんな、みんな、美しく映ります。白内障で少し白く濁った水晶体が綺麗になり薄い雲が晴れたように美しく世界が映ります。世界は術前と何も変わっていない。でも自分の見え方が変わるとこんなにも世界が美しく見える。手術を受けなければこの先死ぬまでみない世界が見えた。と大袈裟に言える。
神は、こんなにも美しく世界を作り、その栄光を現しておられる。一方、年を取ったら目も少しずつ衰え少しずつその世界の輝きが見えなくなる。それが自然の摂理だ、もう、そんなにハッキリと見えなくてもいいんだ!そうやって老いていくのだとも言えるか。
ともあれ、こころ踊る散歩でした。感謝!
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