蛍草:菜々の剣
NHKの土曜時代劇「菜々の剣」を楽しみに見ています。主人公の菜々を見ながら、武士の家に生まれながら父、母を早くに亡くし、いつかは父の仇を取ろうと心に強く秘め、へり下って他家の武士の家で奉公人として働く主人公にノルスタジーを感じながら、その凛とした生活姿勢、強い想いを内に秘めて生きる姿に、素敵だなぁ!、武士の時代には良いか悪いかは別にしても、小さい時から叩き込められた、武士の娘としての誇り、しつけを通し養われた慎ましくも強い心の人々が多かったんだろうなあ、今の時代の若いお嬢さんとは少し違うかなと思いながら、憧れとそのように育った背景にある社会、価値観、教育などに想いを馳せます。今の時代、美しい女性が沢山います。TVとか見ていても、ここにもここにも綺麗な女性が出てきます。そして強い女性も沢山います。相対的に強い男性は減少しているかと、勿論、それが悪いとか良いとか言うことではありません。しかし内面から輝き出るような慎ましく美しい人にはなかなか出会いません、勿論これも私の主観ですが…。
蛍草の様に野に何処にでも咲いていて、人の目に止められることもあまりなく、しかし造り主の造られた意図のままにそこにあり、心ある人にはソロモンの栄華より着飾って見え、作り主の栄光を現している。蛍草とは露草とも言われ、その一つひとつの花は朝に咲いて昼にはしぼむ短命の花だそうです。それ故に陽が登れば消える露のようであり露草と言われると。
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