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2019年9月 1日 (日)

かぼちゃをめぐる猿との闘い(3)

そうして何とか心に折り合いをつけ3年前、そして2年前、坊っちゃんカボチャは止めて普通の大きいカボチャだけ作る。その年の猿対策はカボチャの上にネットを掛ける、それから猿の来る頃猿を見かけたら爆竹、ロケット花火を上げ音で脅すと言うものでした。ただカボチャは枝を広くはるので、結局ネットで全てを覆うのは困難でした。そして7月下旬、猿がやって来ました。カボチャ6、7個がとられたと思います。ただ来ているのがわかったので爆竹を投げました。すると5、6匹が山へ逃げていきその後は現れることはありませんでしたので、その後に成長したカボチャを猿のお目こぼしとして頂くことができました。そして1年前、7月15日、猿の来店を知り今まで通り爆竹を投げました。それで猿は逃げていきました。今まではこれでその後は来ることがなかったので少し安心していました。ところが7月29日、買い物に出かけた日、夕方17時頃、収穫に畑に行くと、いつもと畑の様が違います。入って行ってみると、トウモロコシの実って来たもの、ナス、キュウリ、枝豆、トマトなど、食い散らかして残骸が畑に散らばっており、それに加え勿論カボチャもほぼ食べ尽くされていました。今まではカボチャ以外はやられていませんでしたので、これはショックでした。猿はご存知のようにネットでは防ぎきれません。勿論屋根まで全て覆えば可能ですが面積が広すぎます。こうなるともうここでは百姓をやってられないか?と言う選択が必要です。因みに昨年は近くで畑を耕している数軒の家がカボチャ、野菜の被害にあい、一人はカボチャを作るのを止めました。山奥の農業はこれくらい厳しい状況です。そんな訳でこの3、4年猿の被害は拡大、来年はどうしようか?もう作るの止めようか。でも、他の作物は別にしてもトマト、大好きだし…。と言うところで昨年は落胆のうちにシーズン終了。

そして今年に続く。猿との闘いはいかに?(4)に続く。

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