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2019年9月11日 (水)

趣味(4)絵画ーその1

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私と絵画との出会いは18歳の頃山に登り始めた時からです。山に登り休憩時間にはスケッチをしました。何しろ単独行なので自由です。風景、高山植物等勝手気ままに油彩のサインペンで線描します。そして帰りの電車で色鉛筆で彩色、あるいは寮に帰って次の日曜日とかに水彩で彩色、といった具合です。しかしそのうちにもう少し本格的に絵を描いてみたくなりました。基本、何でも独学なので、それにはまずデッサンだと思い石膏像を買ってきて寮の部屋に置きました。そして日曜日とかにデッサンに励みました。長い時間を対象物と自分の作品とだけに集中してひたすらエンピツを動かすのは結構自分的で充実していました。そのうちに油絵に挑戦してみたくなり一揃え道具を揃えました。キャンバスを持って銚子の犬吠埼に行きました。そして初めての作品を描きました。まあしかし作品は当然ながら恥ずかしいものでした。しかし懲りずにその後も何枚か描きました。でもこの頃は絵が何なのか全く分かっていませんでした。小学生の写生と同じです。その頃テニスとスキーを始めており基本的には凝り性ですので絵からは遠のきテニス、スキーに燃えていました。絵の道具も結婚で退寮(29歳)の時後輩にあげてしまい一応絵から足を洗ったことになりました。その後30歳代半ばを過ぎた頃、会社が週休2日になる事になりました。その数年前から土曜日は月1回休み、そして隔週で休みと徐々に土曜日休みは経験していましたが、振り返ってみると結局何をすることなくその日が終わってました。これではこのまま週休2日になってもきっと同じことになってしまう。これを機に何かやろうと思うようになりました。会社でそんな話になると「俺も考えていてカメラでも始めよう」と言う人がいました。私はどうしてそんな思いが浮かんできたのかわかりませんが「そうだ20代で止めてしまった絵を本格的に始めてみよう」と思いました。すると良くしたものでそう思った矢先ある朝、新聞の折り込みチラシを見ていると新しく絵画教室ができ生徒募集が目に留まりました。基本的には人見知りであり、知らない人に指導を受け、知らない人達と絵を描くなどは敬遠するタイプですが、この時は即座に申し込みをしました。後で考えると不思議ですが全ては神様がレールを描いてくれていたのだと感謝します。そしてなんと言ってもこの時にK先生に出会います。勝手に言えばのちに心友となってくれる先生でした。この先生との出会いが本格的に絵の世界に引き込みます。例によって長くなりましたので今日はこの辺で!(写真は私の拙い作品です)

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