« 初雪 | メイン | 甘柿?渋柿? »

2019年10月29日 (火)

あと2週間になりました 。

今年の山里暮らしもあと2週間になりました。今年は例年に比べ暖かいのでもう少しいられそうではありますが、それでも朝夜はもうストーブを焚いており年寄りにはやはり寒さが応えます。

畑も昨日、ヤーコン、菊芋の収穫も終わり越冬する玉ねぎだけが残っている寂しい景色になりました。あとはトラクターで畑の掘り返しをするだけとなりました。あっという間の半年間です。振り返れば本当にあっという間で、人生はこんなスピードで流れて行くのでしょうね。「光陰矢の如し」と言いますが本当に矢の如く流れて行きます。ただ普段はそんなことも知らず時間を無駄に過ごしていますが…。かと言ってじゃあその貴重な時間をどう使えば良いのかと問われれば、又、答えに窮します。本当に人間のこの世に滞在する80年ほどは一体何なんでしょうか?どうにも出来ないうちに「カチ、カチ」と無情にも時は流れ、そうしているうちにその時を迎える。それも突然に。

難しい事は別にしてもここでの生活がもう僅かとなってくると、いつも複雑な心境です。ずっと一人だったので早く都会の家族の所に戻りたい、しかしこの山里の一人ぼっちの静かな生活からも離れたくない。「明日のことを思い悩むな」と言われます。「人は髪の毛一本さえ白くも黒くも出来ないのだから」そして「思い悩んだからとてたとえ僅かでも命を伸ばすこともできないのだから」と言います。その通りだと思いますが、それでも時は「カチ、カチ」と音を立てて刻まれ過ぎ行きます。

コメント

コメントを投稿